[感想文]シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのかを読んでみて
2025/02/21 公開
はじめに
去年の年末頃からなぜか急に何か新しいことを学びたい気持ちが湧き出て、Web3についての勉強するようになりました。Web3を選んだ理由はChatGPTが提案した中で一番面白そうだったからです😎
それで私自身 暗号資産を購入してみたり、それを自分のウォレット(自分の暗号資産やトークンを管理するもの)に移したりしてましたが、正直毎日どんどん下がっていくイーサリアムやビットコインの価格を見るだけでつまらないなと思ってたところ、
図書館に行ったら中島聡さんのシリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのかという本に出会いました。
エンジニアとしてこちらの本にすごく感銘を受けたので紹介したいと思います。
本を読んで面白かった点
筆者が実際にDAOに参加してサービス開発をしたところ
DAOとは、特定の所有者や管理者が存在せずとも、事業やプロジェクトを推進できる組織を指す言葉です。
私ならふーん、そういうものがあるんだな。で終わっていた話をこの筆者は、DAOというものがどういうものがを理解するために、実際にDAOに参加するということをやっていました。
参加するだけでなく、しっかりその中でNFTの開発も実績も上げているのがすごいです。
理解できないならもう自分で手を動して学んでいこうという姿勢はエンジニアとして見習わないといけないなと思いました。
世の中に上手い儲け話はない
まあわかってはいるけどという話ではあるのですが、強強エンジニアの作者に言われるとすごい説得感がありました。
結局 今すぐ買えば必ず儲かる = 詐欺, 遊んでいるだけで楽に稼げる = 詐欺
であるのです。
また筆者曰く、モノやサービスが世の中に広がる時、そこには強い人間の欲望があるらしく
Web1.0、Web2.0の普及の理由は性欲にあり、Web3は金銭欲によって駆動しているという点も面白かったです。
今後どうなっていくかわからないですが、もし性欲がWeb3に絡んできたらWeb3がさらに普及するのかな🤔
コードを書くことについて
何かを開発する上で実際にコードを書くことによって理解できるものがあり、まず動くものを作り、そこからリファクタを繰り返してより良い設計・実装に近づけていくのが一番だという意見にはすごく共感しました。
何も考えずただがむしゃらに試行錯誤することは確かに良くないかもしれませんが、
やっぱり実際に手元で動かしてみないと気づけないことは絶対あると思うので、試行錯誤は必要なことではないかなと思います。
まとめ
久しぶりに本を読み終わった後、やる気が漲る良い本でした。(多少作者の自慢話や散々聞いた日本がGAFAMに勝てない理由とかあったのでそこはサラッと流しましたが。笑)
暗号資産とかを買っても何も面白くなかったのは、ただ消費者でいたからなんだなと実感しました。
今後は自分がクリエイター側に立ち、何かWeb3アプリケーションを作ってみようと思います、DAOに参加してみるのも良いかもしれません。
まずは今日この時からCryptoZombiesを使ってSolidity開発の方法を学んでいきます、ここまで読んでいただきありがとうございました。👏
Web3
FE